その患者さんは久しぶりに歯医者に来ましたとおっしゃる方も多く、レントゲンを撮るとインプラントの歯周病、いわゆる「インプラント周囲炎」にかかってしまい抜歯ならぬ、抜インプラントギリギリの診断になってしまっており、そうなると泣きそうになります。
インプラントはメンテナンスフリーではありません。状況によっては簡単に歯周病にかかりますし、しかも一度悪化してしまうと進行が早く症状改善がとても大変です。
当医院の患者さんでもインプラントを埋入してから数年いらっしゃってない方も散見できて、慌ててリストアップをして来院を促そうとしております。
インプラントは何よりもメンテナンスが大切です。何でも快適に噛めてしまうとついつい歯医者に行くのは億劫になるのはわかりますが、高額治療がダメになった時のショックはお互いの不幸の元です。
当医院の患者さんに限らず、このブログを読んだお口の中にインプラントが入っている、しかも最近歯医者に行ってない方はすぐの検診、治療をお勧めいたします!
下のレントゲンは当医院で行った症例ではありませんが、メンテナンスをしないとこのようにインプラント歯周病(ペリインプラントタイティス)
になってしまいます。