不快症状が出ており、相当大きそうな虫歯です。
↑一番後ろの歯。真ん中に見えるのが神経の穴。手前に見えるのが虫歯です。
レントゲンの診断では
1、神経と虫歯が交通している。
2、これってすごく大切な診断基準なのですが、「自覚症状がある」
以上の診断によりほとんどの歯科医師が「抜髄」=神経を抜く
の処置を選択するものと思われます。
そのスタッフは私と診療を共にしてきた衛生士ですので、神経を抜きたくないのはもちろんのことですが、流石にレントゲンを見てこれは抜髄しかないとあきらめ顔。
どんなに不快症状が出ても、遠慮が要らない間柄ということもあって(笑)、色々な方法を複合した技法で神経を保存することにしました。
↑白くなったところが神経を保護するために使用した材料の様子です。
翌日連絡してみると、かつての不快症状はすっかり消失しているとのこと、とりあえず、神経を抜かなくてすみました。
後は健康な象牙質が出来上がってくれれば大成功です。
結果は数ヶ月先になりますが、楽しみです。
当医院では色々な引き出しを用意、出来る限り神経を保存する方法を提案できます。
お気軽にご相談下さい!!